今日もインド人風コスプレでブログを書くカレーパフォーマー加藤です。
春にこの企画を行ったら大好評だったので夏も開催!
大手コンビニチェーンのセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンが夏に発売する新商品を食べ比べて味や量、値段などを評価して最強カレーを決めます。
注意:基本的に販売地域が多いカレーを紹介していますが、時期や店舗によって取り扱いがない場合があります。
また、本エントリーの情報は掲載時点で販売されている商品で、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
春編:2019春「最強コンビニカレー」セブン・ファミマ・ローソンで比較
セブンイレブンの夏カレー
銀座デリー監修バターチキンカレードリア
セブンイレブンのウェブサイトで商品情報を確認すると、インド料理の老舗「銀座デリー」が監修したと書いてあります。
しかし、銀座デリーというお店はカレーパフォーマー加藤が検索しても見つかりません。正しくは「インド・パキスタン料理レストラン デリー 銀座店」でしょう。
デリーは昭和31年(1956年)に上野で田中 敏夫 氏が創業。日本最古の新宿中村屋(1927年)、ナイルレストラン(1949年)に続くインド料理界の老舗です。
さて、バターチキンカレードリアを食べてみましょう。
ココナッツミルクやクリームが使われているのでまろやかなのかなと思いきや、一口食べるとガラムマサラやカルダモン、コリアンダーなどのスパイスの香りと刺激がガツンときます。
しかしそのあとでトマトの酸味、ヨーグルトやはちみつのコクがきて、最後にココナッツミルクやアーモンドのまろやかさが顔を見せる後味豊かで奥が深い仕上がりになっています。
濃厚チーズもかかっているのでスパイシーですが辛さは抑えめなので辛いのが苦手な方でも問題ありません。
チキンは大きく肉厚で弾力があり、噛むととてもジューシー。ご飯は黄色でターメリックライスのようでした。
ちなみに、バターチキンカレードリアが販売されていない中国地方の一部と九州地方では、その代わりに銀座デリー監修 ハンバーグカレードリアが販売されています。
ファミリーマートの夏カレー
こだわりビーフカレー
カレールーとご飯が別々のセパレートタイプです。
ルーはサラサラしていてご飯によく絡みました。
牛肉がゴロゴロ入っていて柔らかく食べ応えがあります。
似たようなビーフカレーがセブンイレブンでも販売されていて、あちらは牛肉の大きさで勝っていますが牛肉の数はこちらが勝っていると感じました。
20種以上のスパイスが使われて牛肉と一緒に煮込まれたカレーは、一口食べると甘みやコクが口の中に広がりますが、後から辛さが感じられる奥深い味わいです。
スパイシーカレードリア
ふたを開けた瞬間スパイシーな香りが広がりました。
名前からうける印象だと辛口なのかと思いきや、チャツネやウスターソースのおかげかカレーは濃厚でコクがあります。たまねぎの甘みも感じました。
チーズはゴーダとモッツアレラの2種類が使われて香ばしく、カレーの後味をまろやかにしてくれます。
ライスが黄色でターメリックライスっぽかったですね。
ただし成人男性は量がものたりないかもしれません。
そんなときはタンドリー風チキンのサラダやタンドリーチキン風国産鶏サラダチキンを一緒に食べると雰囲気が出てお腹も満たされるでしょう。
ローソンの夏カレー
スパイシーチキンカツカレー
8月6日発売の新商品。
胡椒入り辛口スパイスが入った小袋が付属していて、追いオリーブならぬ追いスパイスをする新感覚のカレーです。
追いスパイスにより本格スパイスカレーっぽくなり、食欲がかきたてられる辛さを感じるとともにスパイスの香りが鼻の奥に広がってきました。
チキンカツものっていてボリューム満点。お腹いっぱいになり大満足です。
コンビニカレーで一番うまいのは
結論:夏はセブンイレブン(デリー)のカレー
ぶっちゃけるとセブンイレブンのカレーに対する私の期待値ってめっちゃ低いんですよ。
お弁当やおにぎりが美味しくなって新登場したらボリュームが少なくなった気がしますし、前と比べて明らかに美味しくなったとは言えない気がします。
しかし、インドカレー老舗のデリー監修だからか、バターチキンカレードリアは美味しかった。
ボリュームも他のコンビニのドリアと変わらない気がするので満足です。
ただし、ふたを開けるとスパイシーな香りが解き放たれるので、昼食時にオフィス内で開けるときは注意が必要です(カレー臭くなります)。
アイディアの豊富さはファミリーマートがNo1
春もこの企画を行って実感しましたが、各社のカレーはビーフカレー・カツカレー・バターチキンカレー・カレードリアなどが定番となっており、通年通してみるとラインナップは似通っています。
そこを有名店とのコラボや隠し味、トッピングにより他社と差別化を図っているのですが、そのような状況でファミリーマートが野菜とチキンのスープカレー押麦入(関東・東海・関西限定販売)を出してきた点をカレーパフォーマー加藤は高く評価したいです。
ご飯は別売りですが、野菜やチキンがゴロゴロ入った札幌スタイルの本格スープカレーがコンビニで食べられるのは嬉しいですね。
また、石川県のご当地カレーである金沢カレーをアレンジした金沢風カレーも商品化するなど、ご当地カレーという他店が踏み出していない分野を開拓する姿勢は目の付け所がいいなと感じます。
さらにファミリーマートはホットスナックの新宿中村屋監修特製ビーフカレーパンも絶品でした。
カレーパンの表面はカリカリで内側はふわふわ。中にはスパイシーなカレーがぎっしりでおやつに最適です。
ローソンは店内調理のカレーが食べられる
みなさんはローソンのまちかど厨房をご存知ですか。
ローソンには店内にキッチンを併設した店舗が一部存在するのですが、その店舗内キッチンで作られるお弁当やおにぎり、調理パン、サンドイッチのブランドがまちかど厨房です。
まちかど厨房のカレーは工場で作られるもの(今回ご紹介したスパイシーチキンカツカレーなど)とは異なり、具体的には新宿中村屋が開発協力したビーフカレーや三元豚の厚切りロースカツカレーなどがあります。
8月6日からはレッドマサラチキンカレー(税込500円)が新登場。
6種類のスパイスを組み合わせた辛口カレーとのこと。
ご飯は毎日店内で炊飯しており、温かいご飯が食べられます。
まちかど厨房があるローソン店舗の検索はこちらで検索してください。
まとめ
夏はカレーの季節なのでセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの力の入れようがハンパなく、各社総力をあげてメニュー開発したんだなと感じます。
パッケージをながめたりカレーのルー・具材を一口一口味わうごとに、担当者の情熱が伝わってくるようでした。
みなさんもセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンのカレーを食べ比べていただけると嬉しいです。