今日もインド人風コスプレでブログを書くカレーパフォーマー加藤です。
冬の寒い朝には温かいものが食べたくなりますね。
朝は食欲がわかないので、通勤途中のコンビニで中華まんとホットコーヒーを買って朝食を済ます毎日です。
中華まんは肉まん、あんまん、ピザまんと種類がいろいろありますが、カレーパフォーマー加藤が選ぶのはもちろんカレーまん。
今回は大手コンビニ3社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)のカレーまんを食べ比べてどれが一番美味しいかを決めてみました。
カレーまんとは
カレーまんの特徴
カレーまんは中華まんの皮(小麦粉、水、塩、酵母、ベーキングパウダーなどをこねて発酵させたもの)にカレー味の具を入れて蒸しあげたもの。
他の中華まんとは違い、皮が黄色く着色されているのが特徴。
最近はチーズカレーまんのようにトッピングが追加されたもの、バターチキンカレーまんや欧風カレーまんのようにカレーが本格化したもの、CoCo壱番屋のようなカレー専門店が監修したものなど、コンビニ各社がカレーまんを進化させています。
カレーまんの生みの親は井村屋
中華まんは中国の三国時代(220年頃)、蜀漢の諸葛孔明が作らせたのが起源と言われており、それを新宿中村屋が日本人向けに改良して昭和2(1927)年に販売しはじめて普及しました。
その後、1977年に羊羹やあずきバーでおなじみの菓子メーカー井村屋がカレーまんを生み出します。
情報源:カレー語辞典: カレーにまつわる言葉をイラストと豆知識でピリリと読み解く
現在では井村屋だけでなく新宿中村屋などでも業務用・家庭用のカレーまんを販売するようになりました。
セブンイレブンのカレーまん
たっぷり☆懐かしのカレーまん
セブンイレブンの中華まんの皮は、あんまん以外が肉まんと同じような形をしています。
たっぷり☆懐かしのカレーまんは皮が黄色くて「カレー」の焼き印がされているのが特徴。
販売はセブンイレブンですが、製造しているのは新宿中村屋です。
頬張るとき、ほんのりとカレーの香りがしました。
いざ食べてみると、皮がふかふかしていてほのかな甘みを感じました。
中に入っている肉が大きく、カレーもたっぷり入っているので食べ応えがあります。
カレーは野菜や果物の甘みによりまろやかで、辛さ控えめな食べやすい味。
ちなみに「懐かしのカレーまんってどういう意味だ?過去に発売したのを復刻したのかな」と気になって新宿中村屋のウェブサイトで確認した結果、包んでいるのが「どこか懐かしい味わいのカレー」だからという意味で名づけられたことがわかりました。
価格:140円(税込151円)
販売地域:全国
ローソンのカレーまん
チーズスパイスカレーまん
ローソンのチーズスパイスカレーまんはまんまるです。
食べる前からスパイシーな香りがただよってきました。
皮は甘めなのですが、中のカレーはとってもスパイシー。
12種類のスパイスが使わているだけあり、食べていくと口の中がホットになっていきます。
しかし中心部分にはトロトロになった濃厚なチーズ(モッツァレラとゴーダ)が入っていて辛さを和らげてくれました。
スパイスカレーと2種類のコクがあるナチュラルチーズは相性がよくて大満足の味です。
価格:121円(税込130円)
販売地域:全国
ファミリーマートのカレーまん
ビーフカレーまん
ファミリーマートのチーズカレーまんもまんまるです。
「チーズCHEESE」の焼き印が特徴的。
11月26日から数量限定で販売されているチーズカレーまんですが、その前はビーフカレーまんが同じく数量限定で販売されていました。
ファミリーマートは違う種類のカレーまんを数量限定で販売していく戦略なのでしょうか。
4種類のチーズがたっぷりと入っており、濃厚でコクのあるカレーまんです。
もっちりした皮やスパイス感のあるカレーとの相性も抜群で、あっという間に食べ終わりました。
121円(税込130円)
販売地域:北海道・東北・関東・東海・北陸・関西・中国・四国・九州
※数量限定
一番美味しかったのはセブンイレブンのカレーまん
ローソンのチーズスパイスカレーまんは、12種類のスパイスを使った本格的でスパイシーなカレーと2種類の濃厚チーズの相性もよく最後まで美味しく食べられました。
ファミリーマートのチーズカレーまんもコクがある4種類のチーズがたまらないのですが、ローソンやセブンイレブンのと比べたら若干カレーの存在感が薄い気がします。
それに対してセブンイレブンのたっぷり☆懐かしのカレーまんはボリュームのある皮やたっぷり入ったカレー、大きくカットされた肉が食べ応え十分で、カレーも甘めだがコクがあり飽きの来ない味で腹持ちもよく満足できました。
三者ともに美味しくて魅力のあるカレーまんですが、個人的な好みではセブンイレブンのたっぷり☆懐かしのカレーまんの方が美味しかったです。
まとめ
秋から初春の時期しか食べられないカレーまん。
昔は人気面で肉まん、あんまんには勝てないながら三番手の位置だったのに、最近はピザまんに押され、変わり種商品やコラボ商品(スライムまんなど)にも売り場を奪われつつある不遇のメニューだと感じています。
そもそもカレーまんを販売していない店舗も珍しくないですが、販売している店舗でも常備されていない(蒸し器の中に入っておらず準備中)ことも多々あるのが切ない……。
カレーパフォーマー加藤がカレーまんを食べて地位向上に貢献するしかないですね。
みなさんもコンビニで見かけたら、たまにはカレーまんに注目してあげてください。