今日もインド人風コスプレでブログを書くカレーパフォーマー加藤です。
日本を訪れる外国人旅行客は年々増加しており、2018年は日本政府観光局(JNTO)の資料によると約2776万人(2017年と比較して+9.1%の伸率)が来日しました。
2020年には東京オリンピックが開催されますので外国人旅行客はさらに増えていくでしょう。
そこで今回は外国人旅行者が日本で飲食店を探すときに利用しているであろう多言語対応のグルメ情報サイトを5つ紹介します。
飲食店はこれらを参考にして外国人旅行者に対してどのような情報発信を行えばよいのか研究するといいでしょう。
※外国人旅行者や留学生にこのエントリーを紹介していただけると嬉しいです。
favy
株式会社favyが運営するグルメ情報まとめサイト。
英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語、スペイン語、韓国語、タイ語に対応しています。
食べログのような店舗個別のページはなく、「新宿駅周辺の焼肉ランチ10選」のようなまとめ記事や「【赤坂】飲めるくらい美味い!『はやし』のランチ限定「親子丼」は本当に日本一かも!?」のような店舗のレビュー記事で飲食店を紹介するスタイル。
地域(東京、京都など)や料理名(寿司、しゃぶしゃぶなど)などの単位で検索することが可能。
店舗の営業時間などはそれらの記事内にあるリンクをクリックして確認する必要があります。
ウェブサイト
Facebookページ
フォロワー 約239万人(2019年9月時点)
https://www.facebook.com/favy.japan/
Youtube
登録者 約1.13万人(2019年9月時点)
https://www.youtube.com/c/favyjapan
SAVOR JAPAN
株式会社 USEN Mediaが運営する訪日外国人向けグルメサイト。
英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語に対応しています。
地域(東京、京都など)や料理名(寿司、しゃぶしゃぶなど)で検索すると該当する飲食店一覧が表示され、店舗名をクリックすると各店舗のメニューや地図などが確認可能。
SAVOR JAPAN加盟店は専門ダイヤルと予約リクエストフォームを設置でき、各言語が堪能なオペレーターが飲食店に代わって外国人ユーザーの問い合わせや予約の対応をしてくれます。
飲食店の紹介だけではなく、シェフの紹介や日本の食事マナーや食文化を動画で紹介するコンテンツも掲載。
ウェブサイト
Facebookページ
フォロワー 約10万人(2019年9月時点)
https://www.facebook.com/savorjapan/
Youtube
登録者 約7千人(2019年9月時点)
https://www.youtube.com/channel/UCsanb-i3mNJXmlHzqCBvm4w
GURUNAVI
大手グルメサイト「ぐるなび」の外国語版。
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応しています。
地域(東京、京都など)や料理名(寿司、しゃぶしゃぶなど)で飲食店の検索ができ、各飲食店のページから予約やクチコミ(トリップアドバイザーと連携)の確認も可能。
日本料理や食文化の特集コンテンツも掲載されています。
ウェブサイト
Facebookページ
フォロワー 約5千人(2019年9月時点)
https://www.facebook.com/GURUNAVI.JapanRestaurantGuide/
TableCheck
株式会社TableCheckが運営する飲食店予約ポータルサイト。
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、インドネシア語、マレー語、フィリピン語、タイ語、ラオ語、ベトナム語、アラビア語に対応しています。
地域(東京、京都など)やジャンル(和食、イタリアンなど)で飲食店を検索でき、予約も可能。
ウェブサイト
https://www.tablecheck.com/en/
LIVE JAPAN
日本の飲食店だけでなく宿泊施設や観光地も紹介しているサイト。
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、マレーシア語に対応しています。
サポートエリアは現時点で関東・北海道・関西のみですが、月間利用者数は370万人で掲載施設数は5700件以上。
ウェブサイト
Facebookページ
フォロワー 約138万人(2019年9月時点)
https://www.facebook.com/LIVEJAPAN.PerfectGuide/
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCW879NMJHIvKspfOg3H8OsQ
フォロワー 約1.4万人(2019年9月時点)
https://twitter.com/livejapanguide
まとめ
日本の飲食店が外国人旅行者のニーズ(インバウンド需要)に応えるためには、多言語での情報発信以外にも次のような対応が必要です。
- メニューの多言語対応
- 宗教に配慮したメニュー開発(ハラールなど)
- 電子マネー決済の対応
- クレジットカード決済の対応
- 外国人向けの接客マニュアル作成
etc……
このうち電子マネー決済とクレジットカード決済はITによってすぐに解決できるので導入を検討されてはいかがでしょうか。