今日もインド人風コスプレでブログを書くカレーパフォーマー加藤です。
就職活動生のみなさんは内定を得るために日々ES(エントリーシート)の執筆や面接、OBOG訪問に励んでいることでしょう。
私は2009年卒の就職活動生でしたが、そのとき一番苦労したのがインパクトのある自己PRが思いつかないことでした。
大手企業の内定を複数獲得したコミュニケーション力つよつよリア充イケメン意識高い系の同級生たちはバイトリーダーとして店の売上を150%UPしたり学生団体を立ち上げて海外に学校を作ったりホノルルマラソンに挑戦して完走したり学生起業したりバンドを組んでメジャーデビューという鉄板ネタをもち、書類選考も面接も楽々突破していきましたが、非リア陰キャの私はお祈りメールの嵐でした。
カレーパフォーマー加藤はその悔しさを後輩たちに味わってほしくないので、エントリーシート(ES)や面接で使える内定を獲得できる自己PRの鉄板ネタ作りのコツを大学・大学院・専門学校の就職活動生に伝授します。
- 圧倒的な自己PRがFラン大学非リア陰キャが就職する方法だ
- 週7日間カレーを食べ続けろ。それが長所になる。
- ビジネスにつながる成果を作って面接で即戦力新卒アピール
- 面接で絶賛される自己PRの書き方(例文付き)
- 服装もメルアドもエピソードも統一しろ
- まとめ
- 免責事項
圧倒的な自己PRがFラン大学非リア陰キャが就職する方法だ
即戦力な自己PRで「選ばれる側」から「選ぶ側」へ
陽キャでなく学歴もない学生に社会はチャンスを与えません。
Fラン大学の場合は説明会応募すらできません(募集開始直後でも満席と表示される)が、東大生や陽キャたちはサマーインターンやリクルーターとの面談を通じて選考を有利な立場ですすめていきます。
Fラン大学の非リア陰キャが就職活動を成功させるには、世界一即戦力な男である菊池良さんのような圧倒的自己PRが必要です。
就活失敗したらブラック企業しか選べない
就職活動に失敗して就職できないまま卒業間近になると、下級生たちのインターンや選考がはじまるので応募できる企業が極端に少なくなることを知っていますか。
そのころには大量に採用するけど大量に離職するブラック企業しか残っておらず、まともな会社に就職できる確率はソシャゲでSSRをあてるくらい低くなります。
卒業間近でも選考を行っている大手企業は、業界で言うと家電(メーカーではなく量販店)、飲食(居酒屋など)、IT(ネットの回線販売とか)で、職種で言うと営業(ノルマがきついもの)ですね。
あとはワンマン社長がパワハラする零細企業や社長親族や愛人ばかりが出世する同族経営の中小企業など、貴重な新卒カードを使うのがもったいないものばかりです。
週7日間カレーを食べ続けろ。それが長所になる。
あなたは毎日何を食べるのかをなんとなく決めているのではないでしょうか。
好きな料理はあれどそれを毎日食べるなんて発想はわかないと思います。
ライバルに差をつけるために、今日から週7日間意識的に同じものを食べましょう。
実際、カレー業界にはカレーおじさんとか南場四呂右さんという毎日カレーを食べ続けている男がいます。
ラーメン業界でもYoutuberのSUSURUさんが毎日ラーメンを食べていますしね。
カレーパフォーマー加藤はカレーを推しますが、あなたが一番好きなものでかまいません。
「週7日間カレーを食べ続けています」なんて人があなたの目の前にあらわれたらどう感じますか。
こいつ正気か?という驚きとともに、そのインパクトがあなたの意識に刻み込まれたことでしょう。
そう、この感覚です。これをあなたが面接官や人事部長に味あわせてやるのです。
周りの就職活動生は「私の長所は協調性です」「私は潤滑油のような人間です」「責任感の強さは誰にも負けません」みたいな似たり寄ったりの自己PRをして一瞬で忘れ去られますが、面接後の人事部内はあなたの話題で盛り上がること間違いなし!
注)健康に気を付けましょう。栄養バランスに気を付けつつ適度な運動もしてください。
また、週7日カレーを食べる過程で「県内の有名店を制覇しました」と言えば行動力をアピールできますし「インド人留学生から本場のカレーを習って再現しました」と言えば英語力をアピールできます。
ビジネスにつながる成果を作って面接で即戦力新卒アピール
自己PRで大事なのは学生時代の話を通じてあなたにビジネスセンスがあり社会人として会社の利益につながる人材であることが面接官に伝わることです。
単にあなたの人間性をPRするだけでは「ふ~ん。それで、弊社が君を雇うメリットは何ですか?」と返されるのがオチでしょう。
あなたにビジネスセンスがある=雇うと会社の利益になる=内定という図式です。
では、どうやってビジネスセンスがあることを伝えればよいでしょうか。
それは顧客ニーズをつかむ・PDCAサイクルを回す・結果(数字)が出るまで泥臭く続けるの3点を網羅した活動を週7日間食べ続けた食べ物を通じて実践すればできます。
専門家として新商品提案
まずは顧客ニーズの調査をしましょう。
同じ部活・サークルの仲間や(教授や講師に許可をもらって)同じ授業を履修する学生、ゼミ生にアンケートを取ります。内容はあなたが週7日間食べているものについて。
例えばカレーなら……外食派か自炊派か。1食あたりいくらのお金を使っているか。どこのお店のカレーが好きか。レトルトやルーはどのメーカーのが好きか。などを質問します。
アンケートに答えてくれた学生の属性(年齢・学部・性別・趣味・所属サークル・よく行く場所や好きな雑誌など)も可能な限り聞き取りましょう。
これで企業経営者やマーケティング担当者がお金を支払ってでもほしい大学生のニーズが手に入りました。
そしてそのニーズから大学生の人気が出そうな新商品の仮説が立ちますので、パワーポイントにまとめて資料を作ります。
あとは、これの価値を感じてくれそうな企業に連絡を取って新商品の提案をしましょう。
提案を行っただけでも実績になりますが、良心的な企業ならフィードバックをくれるかもしれません。
アンケートを取ったり提案内容をまとめる過程や完成した資料をブログやSNSで公開するとなおよしです。
学生を集めて社員・人事とコネを作る
週7日間も同じものを食べていたら「美味しいお店紹介してよ」「今度サークルのイベントがあるから料理作りに来てよ」と声がかかるでしょう。そうなればチャンス!
あなたが食べるの専門なら、あなたがおすすめする飲食店をめぐるイベントを企画します。
あなたが作るの専門なら、どこかキッチンのある会場を借りて、あなたの料理を振る丸イベントを企画します。
そのイベントに数十人単位の学生を集めて、志望企業の社員(OB・OG)や人事担当者を呼ぶのです。学生との接点を求める企業なら喜ばれるでしょう。
企業側は自社商品・サービスに対する学生のニーズを直接聞けますし採用活動にもなります。学生側も就活に役立ちます。
さらに、それだけ人が集まればお店の料理や自分が作る料理に対するフィードバックもたくさんもらえます。
あなたが食べ歩いたお店をまとめた冊子やブログを作って公開したり、改良したレシピを公開したりすれば、企業から出版やメニュー開発の依頼がくるかもしれません。
WEBメディア編集長になる
あなたの好物を週7日間食べ続けて得た知見をまとめたメディアを立ち上げましょう。
編集長はもちろんあなた。IT、デザイン、編集のスキルも身に付きますよ。
無料ブログやWordPress(レンタルサーバの契約が必要です)ではじめるのがおすすめ。
専門家のメディアとして参考になるのはコンビニアイスマニアやチョコレートくんのチョコラボ。
また出版・印刷業界志望ならフリーペーパーとして紙媒体でメディアを作ればOK。
食べた料理の写真や動画を撮影してInstagramやYoutubeにUPするのも忘れずに。
面接で絶賛される自己PRの書き方(例文付き)
ここまでくれば、内定獲得間違いなしの自己PRが書けるネタがたまってきたでしょう。
- 結論(あなたの強みは何か)を冒頭で伝える
- それを裏付けるエピソード(あなたが何をしたのか)
- あなたが行動した結果どうなったのか
- あなたの強みが志望企業で活かせること
これを伝えることを意識してくださいね。
カレーパフォーマー加藤が例文を用意したので、アレンジしてご活用ください。
自己PR例
私の長所は提案力です。
顧客のニーズを調査・分析し、利益向上に貢献する提案を行う力に自信があります。
この力は大学生500人にアンケートを取り○○食堂に新メニュー提案をした経験で身につきました。
私はカレーを週7日食べ続け、東京都内の有名店を制覇しました。
その過程で有名店の人気メニューには共通点が存在すると気づきます。
○○食堂の店長にそれを話した結果、大学生に人気の出るカレーを開発してほしいと依頼されました。
私は各学生の属性やニーズを把握するためのアンケートを作成し、所属サークルとゼミで配布しました。
500名分のデータを収集・分析し、大学生のニーズと有名店の共通点を取り入れたレシピを3ヶ月で完成させました。
それを○○食堂のランチとして販売した結果、売上を対前月比で2倍にすることができました。
貴社の企画職では、顧客のニーズを分析し、その解決策を提案する力が必要なため、私の長所を活かせると考えております。
服装もメルアドもエピソードも統一しろ
面接官の印象に残るために身の回りのあらゆるものを統一して自分の世界観を押し出していきましょう。
例えば、あなたが週7日間カレーを食べ続けたネタで自己PRするとします。
そのときに「カレーでビジネスセンスを磨いた学生」として志望企業の人事担当者に覚えてもらえるよう服装もキャラクターも面接で話すネタも連絡先もすべてカレーで統一します。
ネクタイや名刺入れを黄色にするとか、面接で聞かれる「学生時代に一番頑張ったことは?」「自分を物に例えると?」みたいな定番の質問にもすべてカレー関連のエピソードトークで返すとか、ゼミでの研究テーマをカレー関連にするとか、リ○ナビに登録するメールアドレスを currydaisuki@******.com にするとか。
人事担当者からのメールに即レスは基本ですが追伸としてオフィス付近にある良さげなカレー屋を紹介するとか、主要取引先(企業のWebサイトを見ればわかります)の本社周辺のカレー屋をリーフレットにまとめPDF化して「営業ツールとしてどうぞ」と送るとか、OB・OG訪問を毎回カレー屋でお願いするのも一つの手段です。
まとめ
おめでとう!ここまでやりきれば内定が獲得できるでしょう。
このエントリーが参考になったならお友達にURLを送信していただけると嬉しいです。
どうしても就活がうまくいかなかったりお祈りメールばかりで心が疲れたら趣味の時間を作ったり友達や恋人など親身になって話を聴いてくれる人を頼りましょう。
選考に進んだ企業の社風や求める人物像があなたとあわなかっただけであなた自体に魅力がないわけではありません。将来のメジャーリーガーであっても12球団競合したことはないですし、あなたを必要としている企業はあります。
そして、うまくいかないときは相談したりアドバイスをくれたりする相手が必要です。
プロがあなたの就職活動をサポートしてくれるサービスもありますので、それを活用するのもよいでしょう。
新卒向け
キャリアチケットにエントリーしてプロのサポートを受ける
既卒・高卒・第二新卒向け
ネオキャリア第二新卒エージェントneoに無料登録してプロのサポートを受ける。
DYM就職に無料登録してプロのサポートを受ける。
免責事項
このエントリーに掲載された内容によって生じた損害等(直接・間接を問わず)の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
このエントリーの情報は可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性・安全性・有用性なども保証しません。
就職活動の成果には個人差があります。