カレーパフォーマー加藤のスパイスカレー探訪記

東京名店巡り、美味しいレシピ紹介から、イベントまで!

会社員が好きなことを副業(2枚目の名刺)にするための5ステップ

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今日もインド人風コスプレでブログを書くカレーパフォーマー加藤です。

BIGtomorrow10月号の特集『2枚目の「名刺」で人生を大きく変える方法』に、カレーパフォーマー加藤が掲載されました!

2枚目の名刺とは、BIG tomorrow10月号(以下、本誌)によると、「お金と関係なく自分が好きなことを本業と並行してする活動のこと」だそうです。

カレー大好き会社員の僕が、カレーパフォーマー加藤としてブロガー・料理人・芸人の三役をこなすのを見た記者さんが興味をもってくださり、取材を受けてきました。

今回は、この取材を受けて整理できた、カレーパフォーマーをしている理由と、あなたが好きなことを副業(2枚目の名刺)にするための方法をご紹介します。

2枚目の名刺を作成してよかったこと

1.仕事とは別の評価軸を持てるので、会社員の自分とのバランスが取れる。

本誌でもお話ししていますが、本業ではうまくいかないことも多く、役立たず扱いされることもあります。

カレーパフォーマー加藤は、まだ若手のエンジニアで、わからないこと、できないことも多いです。

そのため、会社組織からの評価軸だけでは、自分の価値や働く理由がわからなくなり、心が折れそうなときも……。

だから、カレーパフォーマーの活動で、目の前の人に喜んでもらえると、自分にはちゃんと人を喜ばせられるものがあるんだと実感できて嬉しくなりますし、自信がつきます。

また、目の前の人の喜ぶ顔やありがとうの声を聴くと、もっと頑張ろうと前向きな気持ちになるので、仕事で嫌なことがあっても心が軽くなって、また意欲的に仕事に取り組むことができます。

2.2枚目の名刺が本業のコミュニケーションツールになる。

この肩書のおかげで、昨年10月に、「深イイ話」の取材を受けました。

spicecurryevent.hatenablog.com

当時の常駐先の先輩がその放送を見ていたので、一気に社内に広まり、上司にもバレたのですが、その上司が面白がってくださり、目をかけてくださるようになりました。

現場を離れても覚えていてくださり、ときどきオフィスに遊びに行くのですが、「ターバンかぶってきてね」といじられます(もちろんかぶっていきます)。

また、カレーパフォーマーの名刺を出すと、強力なつかみになり、初対面の方にも一発で覚えてもらえますし、話が盛り上がって一気に距離が近づきます。

僕は派遣エンジニアなので、常駐先の社員や自社の営業に、素の自分を知ってもらうのに、2枚目の名刺が重宝しています。

3.ビジネス感覚と人脈が得られる

自分で自分をプロデュースし、カレーに対するニーズを調査して、ブログ記事のための取材をしたり、イベントやパフォーマンスの企画を行うことを繰り返す中で、オンリーワンの価値を生み出す能力が身についたと感じています。

また、カレーパフォーマーの活動を通じて、facebookの友達が1,375人、twitterのフォロワーが1,371人になりました。

エンジニアのいまよりも、いつか、カレー屋を開くときに、これらが活きてくると思います。

今日から作れる!初めての2枚目の名刺

取材中、記者さんから「BIG tomorrowの読者さんが、加藤さんのように2枚目の名刺を作るとしたら、何から始めたらいいのでしょうか」という旨の質問をいただきました。

初めての2枚目の名刺の作り方は、本誌にわかりやすく書いてあるので、購入をお勧めしますが、実例として、カレーパフォーマーの名刺ができるまでをご紹介しますね。

1.まずは、自分の好きなことや趣味を、思いつくだけ挙げてみる。

2枚目の名刺を作るときに大切なのが、四六時中、自分が心から情熱を注げるものを選ぶこと。

儲かりそうだからとか、異性にウケそうだから、流行っているからなどの理由で始めた2枚目の名刺の活動は、長続きしません。

2.リアルの場やSNS等で、自分の好きなことや趣味について発信してみて、その反応から需要を分析する。

2枚目の名刺の活動は、誰かの役に立って喜ばれたときが、最高にやりがいを感じられる瞬間なので、まずは、1で挙げた自分の好きなことや趣味を、リアルの場やSNS等で少しづつ発信してみましょう。

需要があれば、反応が返ってきます。反応があると嬉しくなりますし、発信したことがきっかけで周囲から喜ばれると、もっと詳しくなりたい!上達したい!と、向上心がでて、2枚目の名刺の活動をする意欲がわいてきますよ。

逆に、反応がない場合は、その好きなことや趣味を別の角度から発信してみるとか、別の好きなことや趣味を発信してみることをオススメします。

3.とりあえず肩書を決めて、名刺を作ってみる。

最初から、完璧な肩書きを見つけなきゃと気負わなくて大丈夫です。とりあえず1つ、肩書きを決めてみましょう。

そして、キンコーズなどで、その肩書きを載せた名刺を作ってみましょう。

僕も、30以上の肩書きを試しては変えてを繰り返し、カレーパフォーマーにたどりつきました。Try&Errorを重ねることが大切ですよ。

4.2枚目の名刺を配ってテストマーケティングを行う。

あなたの肩書きを載せた2枚目の名刺が出来たら、友達や、その好きなことや趣味の仲間、行きつけのお店などの身近な人たちに、実際に配ってみましょう。

そのときに返ってくる反応をもとに、周囲の需要を分析したり、自分の素のキャラクターと肩書きとのブレを修正したりして、肩書きをブラッシュアップしていきます。

5.2枚目の名刺で実際に活動してみる。

ここまでできたら、さっそく2枚目の名刺で活動してみましょう。

小規模でいいから、自分で何かを企画してみることをオススメします。

僕自身は、カレーパフォーマーとして、ブロガー・料理人・芸人の三つの顔をもっていますが、自分でカレーを振舞ってカレーラップも歌うライブを企画することもあれば、イベントなどに呼んでいただいてスパイスからカレーを作ることもあります。

自分で企画をしたり、お声掛けをいただくことを繰り返すことで、自分の2枚目の名刺の活動内容や方向性が定まっていきますよ。

2枚目の名刺的活動を始めるときに気を付けたいこと

1.専門家にならなくていい。

本誌にもありますが、「2枚目の名刺は、専門家というより、”普通にそれが好きな人"としてのセンスや考えを求められることが多い」と感じています。

カレーパフォーマーとして活動していると、カレーの専門家だと思われることも多々ありますし、そうであろうと努力もしましたが、自分に向けられる専門家としての期待に応えようとするのは、正直しんどいです。

ぶっちゃけ、忙しい本業の合間にやっているので(楽しいですが)大変ですし、そんな中で、長年活躍する経験も知識も豊富な専門家に肩を並べようと頑張ることは、並大抵の努力をしてもできないものです。

最初のころは、カレーの専門家と自分を比較して、「自分なんて大したことないなぁ……。この程度で、人前に出てもいいのかなぁ。」と縮こまっていました。

ですが、カレーパフォーマーとして活動する中で、みなさんが自分を面白がってくださるのは「インド人風コスプレをして、スパイスからカレーを作っちゃうし、いつも大好きなカレーの話ばかりしている、加藤というぶっとんだ人間そのもの」であると感じた瞬間に、気が楽になりました。

専門家を目指さず、また、専門家と自分を比較せず、”普通にそれが好きな人"として活動することを意図することをオススメします。

目指すならば、専門家というよりは、その職業の中でとか、特定のコミュニティの中で、一番その分野に詳しい人くらいのポディションを意識すると楽ですし、十分にオンリーワンの存在になれます。

2.最初は小さく始める。無理をすると続かない。

本業もしながら、2枚目の名刺の活動をするのは、正直大変です。

自分が楽しめる無理のない範囲で活動すると、長く楽しく続けることができます。

3.褒められて、嬉しくなって、もっと頑張りたくなる好循環を作る。

2枚目の名刺の活動を始めたら、なるべく早く、小さな成功体験を積みましょう。そして、積み重ねていきましょう。

例えば、リアルの場やSNSなどで情報発信して喜ばれるとか、何かを企画してみて、ありがとうと言われたり褒められたりとか。

そのひとつひとつが、自分に自信を与えてくれます。

そして、成功体験が得られると嬉しくなって、もっと詳しくなりたい!上達したい!と意欲が高まり、2枚目の名刺の活動が充実しだします。

その結果、さらに成功体験が生まれ、楽しさややりがいがさらに高まり、2枚目の名刺の活動がますます充実する好循環が生まれます。

4.まずは本業で成果を出すことが大切。

2枚目の名刺を、僕が本業でお世話になっている方々が認めてくださったのは、本業で結果を出し、一定の評価をいただいているからだと感じています。

本業が充実していなければ、また、成果が出せていなければ、2枚目の名刺の活動も充実しませんし、本業からの逃げだと思われやすくなります。

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BIG tomorrow編集部の皆様、ありがとうございました。

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