カレーパフォーマー加藤のスパイスカレー探訪記

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欧風カレーは日本生まれでヨーロッパに存在しないと言い切る根拠

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今日もインド人風コスプレでブログを書くカレーパフォーマーの加藤です。

突然ですが、欧風カレーというジャンルのカレーは、ヨーロッパに存在しないって知っていましたか。

実は、欧風カレーは、日本人がフランス料理の技術を応用して開発した日本発祥のカレーなんです。

正確にいいますと、日本にカレーが伝わったのは諸説ありますが、まずインドからイギリスにカレーが伝わり、イギリス海軍経由で日本海軍の横須賀鎮守府に伝わったことによるものだといわれています。

事実、イギリスにもチキンティッカマサラ(タンドールで焼いたチキンを、トマトとクリームをベースとしたカレーソースで煮込んだもの)という独自のカレーがありますし、世界で初めてカレー粉を製品化したのは、イギリスのC&B社です。

そのため、ヨーロッパにカレー自体が存在しないわけではありませんが、日本で欧風カレーと呼ばれているジャンルのカレーは、ヨーロッパには存在しません。

※ちなみに、日本へカレーが伝わった起源には諸説あり、前述の説以外にも、「1859年6月2日の横浜開港により設置された居留地の外国人から日本人に伝えられた説」「北海道開拓のために明治政府が雇い入れた外国人によって伝えられた説」などがあります。

じゃあ、欧風カレーってどんなカレーなんだ

欧風カレーの特徴は、大きく分けて以下の7つです。

1.コンソメやブイヨン、フォンドボーなどの出汁の旨みが決め手。

2.小麦粉でとろみをつける。

3.チーズやバターなどの乳製品で、まろやかさとコクを出している。

4.フルーツのジャムやチャツネ、炒めたたまねぎなどで甘みをつける。

5.赤や白のワインを隠し味に使う。

6.カレー粉はもちろん、インドカレーのようにスパイスも使用する。

7.チキンやポークもあるが、ビーフカレーが一般的なイメージがある。

神保町のボンディ創業者が、欧風カレーの名付け親

欧風カレーの名付け親は、神保町にあるボンディ創業者の村田紘一氏と言われています。

フランスへ渡り、フランス料理の基本となるソースに出会った村田氏は、そのソースをベースにしたカレーソースを開発し、「欧風カレー」の看板を掲げて1973年に営業を開始しました。

欧風カレーは胃もたれするので苦手という声を、女性からよく聞きますが、ボンディのカレーは食べやすくて胃もたれもしないので、女性にもおすすめですよ。

ボンディ 神保町本店

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